Re-marketing

倒産の危機から予約の取れない店に成長させたマーケターのストーリー

ポスティングの広告効果を一気に上げる!反響が多いポスティングチラシの作り方

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新規出店やリニューアルオープン、新商品の発売などポスティングチラシの重要性はまだまだ高い。

しかし、本当にお客様にとって有益な情報を掲載したポスティングチラシでも、そのほとんどはゴミ箱行きとなってしまう。

実際に僕も目を通さずマンションに設置してあるゴミ箱に捨ててしまう事が多い。

ゴミ箱行きとなるポスティングチラシと反響が出るポスティングチラシの違いは何だろうか・・?

 

ここでは僕が何度も何度も成功と失敗を繰り返し編み出したポスティングチラシ制作方法を教えたいと思います。

これからポスティングチラシを配布したい経営者の方は是非参考にしてください。

 

お客様の3つの行動にカギがある

1.お客様がポストを開けて郵便物を手に取る

2.郵便物の仕分けをする

3.不要なものを捨てる

 

上記の行動を理解した上でポスティングチラシは作る必要があります。

お客様は1のポストを開けた時点で郵便物を全て手に取ります。いきなりチラシを捨てるわけではありません。

ポストの中には公共料金の請求書やらカード会社からの請求書etcお客様が家の中まで持ち帰る郵便物も含まれています。

それらはチラシの間に挟まれいるようなケースもあるので、間違って捨てないためにかなり注意深く選別をする人も多いのです。

 

ですから1が、まず一つ目のチャンスであり、最初の登竜門です。

この1のステップでチラ見もしないで捨てるポスティングチラシが選別されます。

 

1で捨てられるポスティングチラシの特徴

  •  B5サイズ以下のチラシ
  •  モノクロ、2色刷りのチラシ
  •  画像がほどんどなく文字だけのチラシ
  • 紙が薄くペラペラのチラシ

 

どれもよく見かけるチラシだと思います。

費用を削減するため、上記のようなチラシを作ることもあるかと思いますが費用の無駄になります。

 

チラシ制作+ポスティング配布を行っている業者にお願いした場合、最安値で提案されるチラシがこの類です。

業者は、御社のポスティングチラシの成果が出ようが出まいが関係ない。

ポススティングをオーダーしてくれることが大事。

ですから、チラシのクオリティや内容については程度の低いものでも構わないのです。

 

2の郵便物の仕分けをする段階でゴミ箱行きになるポスティングチラシ

  • 文字が小さい
  •  文字が多い
  •  紹介したい商品が多すぎる
  •  表表紙・裏表紙の一番大きな画像が商品画像である。

 

ここではポスティングチラシのターゲットになる人と受け取る人の心理が大きく関係します。

 

僕の経験ではポスティングチラシを見て商品を購入した人は40代以上が圧倒的に多い。

だから、御社の商品のターゲットの年齢が40代以下の場合は、ポスティングはすすめない。

 

文字が小さい・文字が多いチラシを作っても、この世代には見向きもしてもらえない。

それだけで、チラシに対しての興味が失せてしまうからだ。

 

そして商品が多すぎるのも問題がある。

宅配系(ピザ・寿司など)のチラシはメニュー代わりとしての意味があるから商品が多くても問題ないが、それ以外のチラシは商品数をできるだけ絞り、本当に知ってもらいたいものだけを徹底して紹介する方が効果がある。

 

商品画像は載せなければならないが、人物画像(店長・スタッフなど)のが大きく載せられている方が反響が良いことはあまり知られていない。

 

これについてはあくまでも検証結果なので、理由はわかならい。

しかし、結果としてそうなのだ。

 

おそらく、商品より人物に興味が沸くからだと思われる。

また、人物が載っているものをすぐに捨てる行為は忍びないという気持ちが働くのかもしれない。

 

スティングチラシを業者に頼んで作成する際には、是非お試しください。

 

 

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