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倒産の危機から予約の取れない店に成長させたマーケターのストーリー

儲かる経営戦略の作り方!絶対失敗しないための2つの条件とは

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経営戦略が必要な人とは

これから起業する人、これから会社を再建する人、これから株主に出資をお願いする人、これから銀行から資金を借りる人。

これ全部経営戦略が必要とする人です。

 

漠然としたプランがあるのだけれど具体化できない・・・。

優れた技術があるのだけれど売れるまでの道筋が見えない・・・。

経営者なら誰もが悩む問題だろう。

 

経営戦略がブレたらビジネスは100%成功しない。

だからこそ経営戦略は絶対に間違ってはいけない。

マヌケな経営戦略を策定し事業計画書を作成しても誰も見向きもしない。

 

事業は一度失敗すると再度復活するのは難しい。

あなたの周りに余程腕の良い経営コンサルタントでもいない限り復活できないだろう。

 

ここではビジネスが成功するために最低限クリアしなければならない経営戦略のセオリーをまず記載したい。

これはどんな経営書籍にも書いていない内容。

だから是非頭に叩き込んでいただきたい。

 『あなたは勘違いしてはいないか』

良いアイデアは売れると思っていないか?

良い技術で作った商品は売れると思っていないか?

世の中にまだない新しい商品は売れると思っていないか?

 

『あなたは騙されていないか』

友人・知人が商品を販売してくれる約束を信じていないか?

FC本部や代理店が集客してくれる約束を信じていないか?

食べログホットペッパーに掲載すれば集客できると信じていないか?

フェイスブックのいいねを押してもらえば商品が拡散し認知されると信じていないか?

 

これ全部、必ず失敗する人の思考回路です。

色々なアイデアが頭を占有している時、人はちょっとしたアッパーな状態になっています。

そういう状況では、そのアイデアは必ず成功すると信じてしまうのです。

アスリートの成功話や成功したビジネスの書籍を読み、自分に都合の良い情報だけが目に留まるようになります。

もう根拠のない自信だけが体中をかけめぐり、突っ走ります。

そして、地獄の階段へ突っ走ることになります。

 

これは戦場で自分だけ弾に当たらないと思う人と一緒。

危険な戦地に無防備に足を踏み入れれば必ず銃弾にあたる。

 

 

事業が成功するかどうかは、成功するための条件を備えているかどうかで決まります。

これから経営戦略を策定する経営者は、その条件に必ず当てはまるようにビジネスモデルをカスタマイズすれば成功の確率は飛躍的に高まる。

 

その条件は以下になります。

 

『第一条件』

既に世の中に出回っている商売であること。

全く新しいビジネスは博打と同じ。

博打だから、手持ちの資金がたくさん必要になる。

そういう経営者はこのサイトは必要ないだろう。

 

限られた資金で成功するためには、既に成功事例が存在しているビジネスを選択しなければならない。

現在既に存在するビジネスで、そのビジネスを下記の第二条件にアレンジしたものが成功する。

 

『第二条件』

  • 1.時間を節約するもの
  • 2.お金を節約するもの
  • 3.継続的な購入が必要なもの

 

あなたがやろうとしているビジネスを上記3つに近づけることでそのビジネスは飛躍的に成功確率が高まる

これはビジネスを行うための真理。

真理だから外れたことを行えば失敗する。

 

上記第二条件を説明するのは非常に簡単。

理由はお気づきだろうか・・・?

この理由に気づいたのであれば、あなたの将来はかなり明るいものとなる。

 

しかし、気づかなくても全く問題ないのでご心配なく。

今から学べばよいだけです。

要は知ってるか、知らないかですから。

知ってるだけで大きく開ける未来もあるのではないでしょうか。

 

前置きはこれぐらいにして・・・

キーワードは『現代人』、いや『時代』でも良いかもしれない。

 

まず現代人に一番足りていないものは何か?

それは『時間を節約するもの』です。

現代人は本人の意思とは無関係に時間に追われている。

そんな現代人の共通の課題は時間の節約。

時間の有効活用をどのようにビジネスに組み込むかが経営者の腕の見せ所なのだ。

いや、もっとシンプルに時間を節約する産業に参入するのが手っ取り早いとも言える。

 

しかも、時間だけは大富豪でも貧乏人でも平等に与えられている。

富裕層向けのビジネスも貧困層ビジネスでも両方に活用できる条件となる。

 

時代が進むにつれて時間の価値はどんどん上がっている。

時間は時代の経過と共に常にインフレになるからだ。

事業をやる者は、これを頭に叩き込まなければなりません。

なぜまら、このポイントを外すとビジネスの成功率が非常に低くなるからだ。

 

次に『お金を節約するもの』

「これは当たり前だろう」と思うかもしれませんが、その理由はわかりますか?

特に富裕層向けビジネスを行う人は知っておかなければなりません。

コンサルティングを行っていると「富裕層ならお金を出す」と言い張る経営者が非常に多いことに驚く。

それは全く逆だ。

金持ちほどケチなのだ。

だからこそお金が貯まる。

金持ちがお金をジャブジャブ使うのは、自分が金持ちであるステータスを維持するためだけだと思った方がよい。

ブランド時計とか高級旅館といったもの。

その体験をしたことで自分が金持ちだと確認でき、尚且つ他人にも認識させるものに限られる。

 

いくら高品質で高機能で高サービスでも、誰も知らないブランドであればお金を使う意味がないと思っている人種。

 

これを読んでいる人は、そのほとんがノンブランドの商品やサービスを販売する人たちだろう。

だからこそ、節約できる商品であればケチな富裕層もガッツリ取りこむことができる。

 

もう一つ大きな理由がある。

家族の場合、数十万以上、数百万もしくはそれ以上の価格の商品購入決定権は夫である男性も含まれるが、それ以下の価格帯については女性が購入の判断を行うことが多い

 

女性は商品購入の意思決定を比較というプロセスに頼るところが大きい。

特に長いデフレ経済を経験してきた日本女性は世界中でも比較検討して少しでも安くて良い商品を見つける嗅覚に優れている。

 

だからこそ、比較されることにより購入機会が増える商売を行えばビジネスが成功する。

日本のように欲しいものは何でも売っていて商品の差別化が難しい高度資本主義社会では価格というものは差別化の大きなポイントになる。

ビジネスで失敗するケースの一つに消費者にとって何の価値のないことに対して差別化を行っていることがある。

そして、それを商品の特性のように謳って売り出してしまう。

これはもう救いようのないバカだ。

 

価格を安くする。もしくはお買い得のように思わせるということは高度な技術なのだ。

日本で商売をするのであれば絶対に外してはいけないポイントであり、市場に後発で参入するのであれば1円でも安くするための努力をしなければならない。

 『継続的な購入が必要なもの』

これはマーケティングと深い関わりがあるポイント。

成功するためのビジネスは、『第一条件』で既に世の中に出回っている商売と説明した。

ということは後発組での参入となる。

先発組からお客様を奪ってはじめて成功できる。

競合から客を奪うコストは高い。これはお客一人当たりの集客費用が跳ね上がることを意味します。

だから継続的に商品を購入してもらってはじめて集客費用が回収できるビジネスモデルでなければならないのです。

短くて3ヶ月、長くて1年をかけて集客費用を回収し利益へと変える戦術は、現代のビジネスの必勝法だということを覚えておいてください。

事実、僕もクライアントには必ずこの手法を提案します。そして、成功率は他の手法に比べて著しく高いのです。

クライアントのビジネスモデルがBtoC BtoB どちらの場合でも同じように成功率が高いのです。

 

例えば、初回お試しキャンペーンのような販売戦略というのは、顧客ターゲット層、タイミング、広告打ち出しなどのマーケティング手法を間違わなければ、いつの時代にも通用する。

特に10年以上デフレ経済を経験した日本人は「損したくない」という思いが極端に強いため効果的です。

だからこそ、後発組にもチャンスがある

 

競合が囲っているお客様の中にもサービスや価格に不満を持っているお客様は必ずいると思ってください。

どんなにクオリティが高く業界トップレベルの商品やサービスを提供している企業でも離客率は月10%以上はあるのです。

『継続的な購入が必要なもの』を提供するビジネスモデルには必ず離客層が発生する。

要するにお客様が発生するのです。

 

競合を離客したお客様、もしくは不満をもっている離客予備軍に効果的にアプローチし、魅力ある撒き餌で引き寄せ、固定客にするという手法がきちんと取れれば勝てるのです。

 

全く新しいビジネスは博打と同じと書きました。

それは、お客様がいるのかいないのかビジネスを始めてみないとわからないからです。

 

しかし、『継続的な購入が必要なもの』を提供するビジネスモデルは必ずお客様が存在するのです。

そのお客様は、競合が離客という形でわざわざ生み出してくれる。

 

経営戦略は確実に勝てる戦略・戦術を示さなければなりません。

上記2つの条件を確実に捉えていれば、間違いの無い説得力のある経営戦略となるでしょう。

 

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